Mas Oller

マス・オレェール

Mas Ollerは、海と山が一体となった地域にあり、心地よい風をいつも感じることができるスペイン北東部カタルーニャ地方エンポルダに位置している。地理的にも文化的にも、スペインとフランスの良い影響を受けており、カタルーニャ、エンポルダ、ルシヨン(フランス)を融合させた場所から造られるワインは、新鮮であると同時に表現豊かである。

2000年に名門ワイナリーであるCan Ràfols dels CausのオーナーCarlosが、この地域の可能性に着目。素晴らしいテロワールがありながらも、廃れていた農家を発見し、再建することを決意した。彼は全てを丁寧に建て直し、古い牛小屋だった場所にワイナリーを設置した。エンポルダ地方のワイン造りの伝統をベースに、畑から醸造所まで、さまざまな方法で革新的な新しい良質なワインを造りたいと考え、かつて最高の畑だった場所に新しいブドウの樹えた。
今、このブドウの樹は、Carlosが求めていた凝縮感のあるブドウができる年齢に達し、素晴らしいワインが造られている。

赤ワインはグルナッシュ、シラー、カベルネ・ソーヴィニョンの3品種、白ワインはピカポールとマルヴァジア・デ・シッチェスの2品種を栽培。畑は醸造所の周辺にあり、粘土、砂、粘板岩といった多様な土壌が組み合わされた、17haの畑である。収穫前のブドウは畑で選別され、小さな箱でワイナリーに運ばれ、そこで2度目の手選別が行われる。全てのワインは、アロマと色の最大限の表現を得るために、低温の予備発酵期間を設けている。

Mas Ollerの哲学は、エンポルダのワイン造りの伝統を回復し、ワインの概念を現代的に解釈することに基づいている。

現在、Mas OllerはD.O.エンポルダを代表するワイナリーへと変貌を遂げ、特異性と生産地の表現につながる哲学を持ったワインが造られている。

Mas Ollerのワイン一覧

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