Gratena

グラテーナ

トスカーナ州アレッツォから程近い場所にある。ワイナリーの周囲は手つかずの森が広がっていて、ワイナリーまでは舗装されていない山道をひたすら走り、やっと辿り着く。某TV番組「ポツンと一軒家」にでてきそうな場所だ。
この完全に自然に囲まれた環境の中で、昔から無農薬・有機農法で葡萄とオリーブが育てられている。
周りに何もない森の中、そして山の中なので、周囲から化学的な影響を受けることは全くなく、そこには自然と調和した葡萄畑とオリーブ畑、更には多くの植物や昆虫等が自然のままに気持ちよく生息している。
この自然溢れる環境だけでも、十分に他との違いとして強調できるものだが、特筆すべきは、このワイナリーには世界にここだけしかない、貴重な土着品種の葡萄を栽培し、ワインを造っていることである。

「GRATENA NERO(グラテーナ・ネロ)」と名付けられたその葡萄は、現在のワイナリー代表者Fabio氏の祖父が、1968年にこの農園を購入した当時からこの地に育っていたもので、当初は謎に包まれており、ワイン造りには使用されていなかった。しかし、この葡萄の持つ類まれなポテンシャルに惹かれた先代が、調査・研究を行い、2010年にはミラノ大学でのDNA調査の結果、どの葡萄品種とも合致しないこの土地でしか栽培されていない新品種として承認された。
世界でここにしかない、唯一の葡萄で造られるワインは、今後、入手困難となる前に体験すべき代物だろう。

Gratenaのワイン一覧