Champagne Solemme

シャンパーニュ・ソレム

FRANCE / Champagne / Montagne de Reims – フランス / シャンパーニュ / モンターニュ・ド・ランス

モンターニュ・ド・ランス北西部の自然派RM（レコルタン・マニピュラン）。
6haの自社畑は、全て1級畑（プルミエクリュ）でオーガニック認証、そしてビオディナミを実践している。畑は3つのクリュにまたがっており、多様性のある土壌（石灰質、粘土石灰岩、砂質、シルト等）となっている。それぞれの土壌に合う品種のブドウを植樹し、ブドウが最高のポテンシャルを表現できるようにしている。植樹年は1957年から2018年まで様々で、平均樹齢は52年。

当主のオリヴィエは、2006年に家族経営のメゾンを引き継ぎ、2009年に新たなブランドとしてシャンパーニュ・ソレムを立ち上げると同時に、全ての畑を有機栽培に転換することで、高品質なシャンパーニュ造りを始めた。
オリヴィエは、ビオディナミの手法を取り入れているだけでなく、試行錯誤を重ねながら自然と天体に調和した独自の栽培・醸造技術を取り入れている。その土づくりへの拘りは目を見張るものがあり、独自に手作りしたナチュラルな肥料を畑に使用するなどして、土壌に生命を吹き込こみ、ブドウが自然界のエネルギーを最大限に得られるように日々努力を続けている。
その結果として、他に類を見ないほどの高品質なブドウが収穫できている。

醸造においても自然を尊重し、できる限りシンプルにすることで、テロワールを最大限に表現できるようにしている（ほとんどのキュヴェがノン・ドサージュ、濾過も行わない。MLFもなし）。
とてもユニークなものとしては、デゴルジュマンを月の満ち欠けから導き出した日時に行うことで、味わいが最良となるようにしている。これはメゾンにて実際に多くの実験を行なった結果、デゴルジュマンを実施する日時・月の満ち欠けの状態によって、そのシャンパーニュの味わいがかなり違うことに気付いたために行っているとのこと。

常に試行錯誤を重ねながら、より高品質なシャンパーニュを造ることに全力を注いでいる。自然を感じる繊細な美しい味わいのシャンパーニュをお楽しみください。